この活動を始めた当時

18才の自分が見た光景や違和感が衝撃でこの活動を始めました。

 

公園の遊具の上でポータブルゲームをいじるこどもたちの様子

ゲートボールをして公園を占領する高齢者の方が目につきました。

ピカピカのランドセルに防犯ブザーをつけて不安を紛らわすお母さんたちの話を聞いたことがありました。

何かが違う。その時の違和感を仲間に話したことを記憶しています。

 

自分は小さい時から外遊びやキャンプへと両親に連れられ、

ひとりっ子ということもあり、いろんな団体がしている

自然体験活動やキャンプを経験させてもらえました。

防犯ブザーがあったかどうかは定かではありませんが、

まだ公園で鬼ごっこや、ポコペンなどの遊びをしていた記憶があります。

地域の人との絡みもあり、寄り道もしていました。

塾といっても学研に行っていたくらいで、自転車で

友達といろんなところに遊びに行っていました。

 

なので、その時の違和感や衝撃を自分の経験と比較して仲間に話したことを記憶しています。

 

「地域のつながりがないんだ」「地域に安心がないんだ」

「地域にいるはずの若者は何してんだ」「もしかしてこどもたちは遊び方が知らないのではないか」と思い

普及したてのグーグルで調べまくりました。

 

でも、予想とは裏腹に

若者を巻き込んで活性化に取り組む商店街の事例や、まちおこしに熱心な高校生の話、

地域の人と大学生が真剣に祭りを盛り上げ、街の活性に励む記事などを目にしました。

 

先に活躍している人たちがいる。それなら自分たちでもできる。

自分たちにしかできないやり方で面白いことを形にしよう

こどもたちと一緒にできることからはじめよう

地域につながりを作る活動をしよう。

みんなが集まる公園から地域を盛り上げよう。

 

毎日のように、今までにないことをこどもたちと一緒にやるんだ

と夢中になって朝まで話していました。

 

何度か大きな転機を迎えながら、

"誰かのために朗らかに挑戦することをやめない"という団体理念を胸に

全国に活動を広げました。

 

たった6人で始めましたが、大学生の数は今や186人になり

こども会員さんもでき、102人のこどもたちが参加し、

会員以外の子どもたちにも積極的に活動を提供しています。

年間で17.200人の利用があり、

これまでに、8年の累計で7万人を超える人たちにご利用いただくまでに成長しました。

 

活動が広がっていくと

団体を立ち上げた時とはまた違う

 

社会問題にも直面しました。

 

幾度となくこどもたちや学生リーダーが抱えた困難も目にしました。

子育てや地域活性に悩む人たちの話を聞いたり

いじめや格差で苦しむこどもたちも見ました。

 

 

「うーたん、学校に行きたくない。学校嫌や」

「クラブアトラクションではうちの子、どんな様子ですか? 実は学校に行けてなくて...」

「何とか若者が街に来てくれたらいいのにな...」

と行った声を何度も聞きました。

 

こどもたちの置かれる環境は良くも悪くも変化し続けてきました。

急速なデジタル化とボーダレス化、グローバル化が進みました。

働き方改革は進むものの、共働きや核家族は増え続けています。

たくさんの人の生活を大きく変える自然災害や

悲しく残忍な事件もたくさんありました。

 

新しい違和感も感じています。

様々な競争社会や国際社会に勝てるようにと、

社会のための教育がなされているような社会に感じます。

子どもたちが忙しすぎる。

これでいいのか。

 

もしかしたら、この活動はこどもたちのためではないかもしれない。

自己満足になっていないか。何のためにこの活動をしているのか。

と自問自答を続け、団体自体も様々な挫折や失敗もたくさん経験してきました。

 

活動は野外教育、福祉、学校教育支援、若者支援、子育て支援、復興支援など

様々な分野に広がり、団体で扱う課題の多さに限界を感じています。

 

しかし、どの視点・どの場所にもこどもたちはいます。

そのカテゴリーごとに団体がいて、その団体の隙間にいるこどもたちがいます。

こどもたちや地域の人からしたら、

団体よりも何とかこの課題を解決してほしいという声に触れました。

 

「田中くん、これ一緒にやろう!」

「うーたんところと一緒にやってみたいわ!」

と言われるたびに応じてきました。

 

その度に、カテゴリーや地域で区切るのではなく、

私たちの団体で、いろんなことをカバーし、その専門的なことを

他の団体さんと連動して、解決するように心がけてきました。

 

そして、新しい時代が始まるという時に

この団体が存在します。

 

いま一度、私たちは原点に帰り

理念である「誰かのために朗らかに挑戦することをやめない」を

改めて胸にして時代と共に変わりゆく社会課題に、

若者のアイデアと力で、地域の人の知恵と経験で、こどもたちの笑顔と活気で

こどもたちを真ん中にした、活気溢れる地域づくり、社会を作りたい

 

はじけるような学び・喜び、

ワクワクするような探求の楽しさ

こみ上げてくる感動あふれる冒険を

人が人を育て、互いに育まれる”共育”を

こどもたちのための、

教育のための社会に変えていかないといけない

 

次の新しい時代でも

朗らかに挑戦することをやめず

微力だけど無力ではないと信じて、

 

皆さんを私たちが巻き込んでやっていきたい

 

“together we can do it. “

 

まもなく設立から10年を迎えるにあたって

様々なフィールドで

いろんな価値観を持つ人たちと一緒に

多様な生き方を見て、新しい自分を発見し

1人でも多くのこどもたちや若者が

たくさんの感動的な経験を見たり、実際に体験し

生きる力やリーダーシップを学び得てほしいと思っています。

 

教科書に載っていない、答えがひとつではない学びを、

未来を切り開く力にしてほしいと思っています。

 

「うーたん、ゴールできてよかった。ありがとう」

「うーたん、クラブアトラクションが僕の居場所でした。」

「また、遊ぼうね、うーたん」「クラブアトラクションの学生さんのおかげで地域が元気になった」

そうした声があり続ける限りは、

 

人材育成・共育の現場・こどもや若者の居場所として私たちは挑戦し続けます。

 

この勇気で超えたい自分がいる。

変えたい世界があるんだ。

 

さぁ、誰かのために朗らかに挑戦することをやめない。 

こどもたちといっしょにできることから私たちと一緒にはじめましょう。